見上げた空は広かった
急いで部屋に戻り散らかっている部屋を適当に片付ける。

ちょうど片付け終わったくらいにドアをノックする音が聞こえた。

俺はドアを開くとそこにはショートパンツに白の丈の少し長いTシャツ姿のアナがいた。
丈の長いTシャツのせいで一瞬アナが何も履かずに来たのかと思った。
やる気満々じゃないか。

「何驚いた顔してるの?」とアナは俺にいう。
「いや、別に、可愛いなと思って」と俺はいうとアナを部屋に入れた。

アナは無許可で俺のベットに腰掛け足を組む。
毎回のことだから別にいいんだし、どうせやることやるからそこにいていいのだけれども少しいつもと同じようにゲンなりする自分がいた。


< 112 / 134 >

この作品をシェア

pagetop