恋のお勉強はじめました!〜まずはキスから〜
次の瞬間、

私は目を見開いたまま現状を受け入れずに固まった。

口が

口が

口がくっついています!

そろりと唇が離れて、嵐さんが言う。

「大丈夫ですか?」

え、えええ?

何が。どう?

どういう意味で?

私はパニックになりながら、「はい」ととりあえず答えた。

「そうですか、良かった。じゃあ、もう一回。」

と、顔がー再び近づいた。

え?

ちょっえええっ??

「まっ・・んむっ!」

私はギュウッと唇と目を閉じた。

柔らかな感触が唇に重なる。

私、キスしてるキスしてるキスしてますーーーーっ!
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