恋のお勉強はじめました!〜まずはキスから〜
「2回目の研修」
壁際に追い詰められたほのかは、顔を赤く染めて伏し目がちに嵐を見上げて呟いた。

「何・・・するの・・?」

胸が高鳴り、足が膝から崩れそうなほど震えている。

「怖いのか・・?」

嵐は不敵に微笑んで問いかけた。

怖い・・?

答えることができなくて、ほのかはただ、唇を噛んだ。

そう、かもしれない。

怖いのかもしれない。

だって、何をされるのか、自分がどうなってしまうのか、分からない。

想像もできない。

けど・・間違いないのはひとつ。

この瞳に吸い込まれるみたいに魅了されてる。

私は間違いなくこの人のことが好きなんだ・・。

どうにでも

なれって・・そう、思わず考えてしまいそうで・・

怖い。
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