恋のお勉強はじめました!〜まずはキスから〜
意外とあっさり、、、引かれた。

・・ん?

私、まさか、がっかりして・・

いやいや!

ほのかは首を振って、自分の思考を遮った。

「3回目の研修はいつにしましょうか?」

「あ、あ、そう、ですね。」

3回目・・

そう言われて、またドキドキし出す。

これじゃ・・期待してるみたいじゃない。。

「水曜の午後ならちょっと時間取れそうなんで、昼食一緒にどうですか?」

「は、はい、大丈夫です・・」

「何、乗り気じゃない?」

ふいに問われて、ほのかは思わず首を振って「まさか」と声を上げていた。

あっと思った。

「はや・・」

瞬時の否定に満足したように、嵐さんが微笑む。

私は、赤くなって俯いた。

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