恋のお勉強はじめました!〜まずはキスから〜
「んじゃ、迎えに行くよ。ほのか、何時から昼?」

「あ、私は半休とります。」

って、なんだかんだ言いながら時間合わす気満々じゃないの・・

って自分にツッコんでどうするんだ私・・。

嵐さんは、嬉しそうに微笑む。

「そっか、なら13時でいいかな?」

「・・うん。」

うなづいて、考えた。

嵐さんは、どうなんだろう・・

どうって・・そりゃお仕事なんだけど

だけど・・

私のこと、少しは・・スキ、かなぁ・・

想って、想われて・・

相思相愛ってやつで、愛されてるって実感できるくらい、何度もなんども照れもせずまっすぐに愛を囁いてくれて・・

優しくて頼りになって

強引だけど、本気でイヤだって言ったら無理やりはしないし・・

嵐さんみたいな人と・・恋がしたい

ううん・・

この人と・・

ああ、私、もう・・・末期かなぁ・・・・
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