不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*



この1週間、私は何度、侑に話し掛けただろう。



もちろん、反応はない。



でも、侑は呼吸してる。



───生きている。



だから私はめげないよ。



百「侑、起きたら結婚しちゃおっか…?」



手を握りながらそう言う私は照れた瞬間、"ピクンッ"と、侑の左手の人差し指が動いた気がした。



百「侑…?侑?」





< 109 / 258 >

この作品をシェア

pagetop