不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*
展開に戸惑いながらも、神埼侑に頭を下げた。
侑「ありがとな。百合亜からさっき聞いてたから…」
俺と神埼侑には、互いに"複雑"という言葉が、頭を渦巻いているだろう。
侑「組長…百合亜の父親にも頭下げてくれたんだろ?」
太「俺にはあれ位しか…」
侑「…お前、いい男だな」
「フッ」と笑った神埼侑は、怪我していてもカッコよく、俺は益々、負けを感じた。
侑「でも百合亜は渡せないな。俺が生きている限りは」