不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*
百「侑…?太一…?」
百合亜はどんな夢を見ているのだろうか…
寝言で俺と神埼侑の名前を繰り返し呼んでいる。
寂しさを感じてるのだろうか…。
百「ん…っ、」
太「…起きたか?」
うっすらと目を開けた百合亜。
百「太一ー…」
少し顔色の落ち着いた百合亜は、俺を見付けると、名前を呼びながら笑った。
太「大丈夫か?」
百合亜は俺の問い掛けに、
俺の顔を見ながら頷いた。