不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*
【百】弱い男たち
この総長、今、絶対に絶対に拳を隠してるよな。
百「殴るならどうぞ?もちろん、倍返しだけどね♪」
私は総長の猫の毛がついていない肩を一度、バシッ!と叩いた。
?「!痛っ;;」
途端に痛がる総長。
痛くて当たり前じゃん。
…本気だもんっ。
百「私は手加減しない主義…」
ーーブルンブルン
私の台詞を遮るように聴こえて来たバイク音。
やたら多い。
?「…【嚶麗ーオウライー】だろうな。雅之と啓太を退かせ」