不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*
星弥はカッコいいけど、真面目容姿で眼鏡を掛けてる為か、街を歩けば所構わずチンピラに絡まれてカツアゲされる。
私に付き合わず、執事の迎えの車に乗ればいいのに、
「俺が百合亜を守るんだ!」
と、言うんだ…。
──喧嘩、出来ないくせに…。
百「あんたが絡まれるから、私が倒すんでしょ?私と歩きたいなら強くなれっ!!」
星「────痛っ!;;」
私は星弥の背中をバシッと叩いた。
百「青年よ、強くあれ!」
星「少女よ、華奢であれ…っ」
私は、星弥が私の背中に向かい、そんな事を言ってるなんて知らなかった。