不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*
とうとう、私の血管が切れてしまった。
百「…轟木。
テメェよ、全国三位の次期組長ならわかるだろ?私は【橋本組】の長女でも兄貴がいっから継がねーの!
後、弱いモノイジメは止めたらどう?」
私は首をボキボキと鳴らしながら轟木の前へと立った。
?「邪魔してんじゃねーよ。
しかも誰が"弱いモノ"だっ!!」
喚く緑髪。
…マジうるせぇ。
百「……死にたくなきゃ、下がんなっ」
私は緑髪の前髪を掴み上げ、睨み付けながら低い声で呟いた。
?「下がるぞ…」
緑髪らは、総長の声で星弥がいるベンチまで下がった。