不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*
一先ず、太一に連絡だ。
私はメールで"大至急来い"とだけ送った。
太一は基本的に返事がない為、起きたかすらわからない私は、"早く来て"と、心で願った。
春仁はアンソニーがどこに居るのかなど訊いていたけど、私の耳には届かない。
不安と父親たちの勝手な行動に、イライラでいっぱい。
春「あ゛ー!!
もう、お前(星弥)と百合亜の偽婚約話で、アンソニー国へ返せよ!!」
春仁がこんなに熱くなる姿は、初めてだった。