不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*



太一は私をギュッと抱き締めてくれる。



嬉しくて、幸せで、私は少し泣きそうになる。



けど、涙は晴れて太一との関係を認めて貰った時に取っておこう。



春「…あのさ」



雅「何だ?」



春「百合亜とアンソニーが戦えば良くね?」



…マジですか;;



私は太一から少しだけ離れ、春仁に苦笑を見せる。



でも、何となく春仁の言う気持ちもわかると思う。



私は太一を見上げ、頷いた。



太「百合亜…?」



百「戦おうと、思う」



私は太一とずっと一緒に居たい。



だから、私、橋本百合亜は、戦いたいと、思います────ッ!!




< 237 / 258 >

この作品をシェア

pagetop