不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*
太一は私をギュッと抱き締めてくれる。
嬉しくて、幸せで、私は少し泣きそうになる。
けど、涙は晴れて太一との関係を認めて貰った時に取っておこう。
春「…あのさ」
雅「何だ?」
春「百合亜とアンソニーが戦えば良くね?」
…マジですか;;
私は太一から少しだけ離れ、春仁に苦笑を見せる。
でも、何となく春仁の言う気持ちもわかると思う。
私は太一を見上げ、頷いた。
太「百合亜…?」
百「戦おうと、思う」
私は太一とずっと一緒に居たい。
だから、私、橋本百合亜は、戦いたいと、思います────ッ!!