不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*



中「うぉ!;;」



中居は数歩、反動で後ろに下がる。



中「百合亜、わかったか?」



太「わかるわけねぇだろ;;」



…何を言い出すんだ;;



俺たちは中居に白い目を向けた。



中「拳より手のひらが強い。
お前らは、好きな女にそっぽ向かれたら、殴るか?頬を包み込んで、自分の方に向かせるか?」



太啓雅「殴るわけねぇ!」



中「だろ?
手のひらには思いがこもる。拳には怒り。百合亜はアンソニーと組長への怒りより、太一への想いが強いよな?」



百「そりゃあ…」



…やべぇ;;



不謹慎だが、嬉しい。
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