不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*
俺がどうしたらわからず居ると、俺の横を、ビュンッと、何かが通り過ぎた。
…な、何だ?;;
よく目を凝らせば、親父がジャージで現れた。
髪の毛はグシャグシャで、寝起きだとわかる。
一「寝坊したら、お前は俺の義娘に何してんだ──ッ!!」
ーーバキーッ
親父の全力疾走したのは、助走と百合亜を助ける為だったらしい。
百合亜がアンソニーと形勢を逆転し、殴ろうとした瞬間に、足からスライディングし、変わった蹴りをしたんだ。