不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*
私は自分より頭一つ分、大きい渉の胸倉を掴んで、黒板へと追い込んだ。
?「ゆ…百合亜…っ?;;」
後ろからダークネス総長の声が聞こえたけど、シカトした。
百「渉だって知ってるでしょ…?どいつもこいつも、私をガキ扱いしやがって…
いきがんじゃねぇ゛ーっ」
そう言って、私は拳を突き上げた。
目を閉じ、歯を喰い縛った渉の顔スレスレの黒板へと拳を向けた。
ーーパシッ
しかし途中で、誰かに拳を止められた。
百中「……侑…;;」
渉と2人で横を向けば、怒りに溢れた瞳をしたたっくんがいた。