不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*
中居「侑は大人だ。1人でも大丈夫だけど、百合亜は子供だ…。あいつの心は今や飾りだ。輝いてても、それは偽物…。支えてくれるヤツがいれれば、百合亜はもっと、楽しい事とかに目を向けるんだろうな…。
喧嘩ばっかしてないでさ…?」
………………?
中居と目が合った気がした。
俺は百合亜の役に立てるのか…?
太「中居、帰るわ」
俺は宛てはなくとも、百合亜を探そうと、自分と百合亜の鞄を持って席を立った。
中居「頼むな…」
窓を見ながら言う中居に、俺は、「おう」と言いながら教室を出て、百合亜を探しに行った。
そして見付けた百合亜は、ドレス専門店の外に展示されたウェディングドレスを見て泣いている百合亜だった…。
太「百合亜…っ」