不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*
【太】笑顔の彼女
百「やらせて!」
パンチ力を測定出来るゲーム機と俺を目をギラギラとさせながら見てくる百合亜。
掴まれた腕が緊張で微かに震える。
…可愛い;;
俺は100円を機械に投入。
百「ありがとう!」
赤い目、涙の跡を頬に残しながらも笑う百合亜は、心から笑っている気がした。
これがこいつの"真の笑顔"だと感じた。
…あっ;;
太「百合亜…っ!;;」
ーーボキッ
ーーピーッピーッ
百「…どうしよう、太一…;;」
…"どうしよう"ってな;;
百合亜から目を話した一瞬、百合亜はグローブもせずに的に拳を突き付けた。
挙げ句、ぶっ壊した…。