不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*



…まあ、いいか。



太「了解っ」



俺は店員を呼び、コーラ二つと、唐揚げ定食と自分の分のハンバーグ定食を注文した。



百「太一さ…何であそこにいたの?私の鞄も持ってたし…」



百合亜が水を飲みながら、気まずそうに壁を見つめて呟いた。



…恥ずかしくて、言えるかよ。



太「心配したからだよ…」



百「ぷっ。ありがとう…」



ちょっと不機嫌な言い方に、百合亜に笑われた。



でも、吹き出した時の笑顔…

あれは間違いなく、本当の笑顔だった…。





< 77 / 258 >

この作品をシェア

pagetop