不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*
…まあ、いいか。
太「了解っ」
俺は店員を呼び、コーラ二つと、唐揚げ定食と自分の分のハンバーグ定食を注文した。
百「太一さ…何であそこにいたの?私の鞄も持ってたし…」
百合亜が水を飲みながら、気まずそうに壁を見つめて呟いた。
…恥ずかしくて、言えるかよ。
太「心配したからだよ…」
百「ぷっ。ありがとう…」
ちょっと不機嫌な言い方に、百合亜に笑われた。
でも、吹き出した時の笑顔…
あれは間違いなく、本当の笑顔だった…。