不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*
中居「百合亜…落ち着いて聞けよ?」
…聞きたくない。
刹那にそう思い、私は窓の外に視線を向けた。
どうしてだろう…
さっきまで晴れていた空に、雨雲が被さった。
中居「侑が…マンションから飛び降りた…」
百「…、」
太啓「嘘だ…」
頭が真っ白になる中で、太一たちの掠れた声、女子たちの「あの神埼侑!?」と言う、驚く声が耳に届いた。
中居「百合亜…病院に行くぞ」