不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*
?「私はあんたに訊いてないっ」
生意気女は魁人の前に屈んだ。
?「私はあの偉そうな総長に訊いたの。わかった?」
───っ;;
生意気女の表情は普通なものの、声の低さに、思わず固唾を飲んだ。
春仁と雅之も固まっていた。
?「その調子じゃ、相手にならなさそうね?」
生意気女はフッ…と俺らを見て鼻で笑った。
?「暇潰しに暴れたかったけど。じゃーねー♪」
生意気女は片手を上げて帰ろうとした。
ーーパシッ
太「帰すかよ。生意気女…」
俺は咄嗟に生意気女の手を掴んだ。