俺が愛した、あおいの話
バレンタインデーの翌日、ひとみちゃんに待ち伏せされた。
「手紙、読んでもらえましたかぁ?」
チョコの味も確認された。
ずいぶん積極的な子みたいで、そういうことが何回か続いて、弁当作ってきてくれたりして、、、正直かなり迷惑している。
「見た目が可愛いことも分かるし、人気があるのも理解できるけど、正直あんまりよく知らないし、知りたいとも思わないから」
「和也さん、それはキツいですって。知りたいとも思わないって」
「そこら辺はオブラートに包んで。得意じゃん?お前、そういうの」
俺ですか?と騒ぎまくって、困惑した顔を向ける山田に、「休憩終わるから急ごう!」肩を叩き飯に誘った。
好きな物を好きなだけ食えって、お礼のつもりでそう言ったけれど、昼飯だけじゃズルいと返された。任務に値しないらしい。
「明日休みだし、今晩でいいか?」
「じゃあ、焼肉でお願いしまーす!」
なんだかんだ頼りになる後輩。
この時は、そう思っていた。
「手紙、読んでもらえましたかぁ?」
チョコの味も確認された。
ずいぶん積極的な子みたいで、そういうことが何回か続いて、弁当作ってきてくれたりして、、、正直かなり迷惑している。
「見た目が可愛いことも分かるし、人気があるのも理解できるけど、正直あんまりよく知らないし、知りたいとも思わないから」
「和也さん、それはキツいですって。知りたいとも思わないって」
「そこら辺はオブラートに包んで。得意じゃん?お前、そういうの」
俺ですか?と騒ぎまくって、困惑した顔を向ける山田に、「休憩終わるから急ごう!」肩を叩き飯に誘った。
好きな物を好きなだけ食えって、お礼のつもりでそう言ったけれど、昼飯だけじゃズルいと返された。任務に値しないらしい。
「明日休みだし、今晩でいいか?」
「じゃあ、焼肉でお願いしまーす!」
なんだかんだ頼りになる後輩。
この時は、そう思っていた。