ホームランを胸に ファースト
葵が梨花の元に行って落ち込みながら、何も状況が分からない伊織の頭のは「?」マークが浮かんでいた。

「涼、あの人は誰?葵の彼女?!」

あっ!そうだ!伊織には言ってなかった!

「伊織...私と葵付き合ってるよ?」

「えっ?!マジ?!ごめん、変なこと言った。で、誰?」

「えーっと葵の幼なじみの梨花。」

「お前は知ってんの?」

「こないだ会いたいって言われて行ったんだ。でも、葵は梨花がいると梨花ばっかなんだ。」

「涼はそれで大丈夫なのか?」

「大丈夫な訳ないじゃん。でも、私は葵を信じてるから。」
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