ホームランを胸に ファースト
「良かった。すぐに先生呼んでくる!」

俺は先生を呼んで保健室に連れてきた。

涼はもう大丈夫と言われ帰ることになった。

「葵、ありがとね!ずっと一緒にいてくれて。」

「おぅ。でも、これからも嫌がらせとかされたら言えよ?」

「うん、ありがとう。あの子は大丈夫だったかな?」

涼はどこまでいい子なんだよ。

優しくしすぎだろ。あんな奴に。

「涼、あの子は大丈夫だよ。」

「本当に!じゃあ良かった。」涼を家に送り、家に帰ると優衣がはしゃいでいた。
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