ホームランを胸に ファースト
私は小さく呟くと

「後で話したいことあるから」

と葵に言われた。

それは伊織に聞こえない小さな声で

私は小さく頷き返事をした。

「伊織!今日はあの面白いドラマの日だよ!」

「あっ!そうじゃん。早く帰ろ!」

「俺は寄りたいとこあるし、」

葵が答えると

「涼は?」

「あっ私も寄りたいとこあって!だから早く帰りなよ!」

あたしなりに頑張って答えた
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