ホームランを胸に ファースト
「あっ、うん!」

「じゃあ涼って呼ぶから梨花って呼んで!私は、佐藤梨花!よろしくー」

「よろしくね!梨花」

私達はそれからすごく仲が良くなった。

梨花は凄く料理が上手で私より全然いい奥さんになりそうだった。

葵と梨花は相変わらずとっても仲が良かった。葵と話している時だけは梨花は私の事は知らんぷりだった。

そんな事は会う前から分かっていたことだけどやっぱり違和感を感じていた。

夕方になり葵は自主練するから帰ると言い出して私も帰ることになった。

「葵、梨花とはいつ出会ったの?」
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