許し方がわからなくて
「じゃあ、湊?電話で相手の女は、“湊の家から出ていけ”とか、“湊と1番深い仲なのは私”とか、散々言って、夜中でもかかってくんだぞ。椎との同居を知ってるやつは…オレ達以外でそいつだけだろ?」
「ずっとか?」
『うん、この2週間位ずっと。で、壱兄にバレて調べてもらったの。』
その時、突然リビングのドアが開いた。
「私がそんなことするわけないじゃない!湊なら信じてくれるよねっ?」
一人の派手な女の人が入ってきた。
「冴?!なんでここに?」
「湊の友達に呼ばれたのよ。カギ開いてたから入ってきちゃった。」
湊くんの腕にすがりついてる。
「お前、今聞いてたんだろ?本当に違うんだな?」
「当たり前じゃない!湊は私の方を信じてくれてるんでしょ?私、嬉しい!」
“あんた、いい加減湊から離れなさいよ!”
“湊は私のものよ!私を大事にしてくれるんだから!”
“早く家から出ていけ!”
“泥棒!”
“湊は私を1番に信頼してくれてるから、あんたは邪魔なのよっ”
「な、何よ、これ!」
あまりにもしつこいから、被害届を出せると壱兄がスマホで録音していくように、私に指示したの。
だから、後半はかなり録音している。
壱兄は停止ボタンを押すと。
「分析も終わってる。お前の声だ。被害届出してもいいんだぞ。ちなみに…確認もしないで、無条件にイトコを信じ、椎を疑った湊にもがっかりだ。椎行くぞ、荷物用意してこい。」
「ちょ、待った!椎、話を聞いてくれ。ごめん、オレが悪かった!」
「ずっとか?」
『うん、この2週間位ずっと。で、壱兄にバレて調べてもらったの。』
その時、突然リビングのドアが開いた。
「私がそんなことするわけないじゃない!湊なら信じてくれるよねっ?」
一人の派手な女の人が入ってきた。
「冴?!なんでここに?」
「湊の友達に呼ばれたのよ。カギ開いてたから入ってきちゃった。」
湊くんの腕にすがりついてる。
「お前、今聞いてたんだろ?本当に違うんだな?」
「当たり前じゃない!湊は私の方を信じてくれてるんでしょ?私、嬉しい!」
“あんた、いい加減湊から離れなさいよ!”
“湊は私のものよ!私を大事にしてくれるんだから!”
“早く家から出ていけ!”
“泥棒!”
“湊は私を1番に信頼してくれてるから、あんたは邪魔なのよっ”
「な、何よ、これ!」
あまりにもしつこいから、被害届を出せると壱兄がスマホで録音していくように、私に指示したの。
だから、後半はかなり録音している。
壱兄は停止ボタンを押すと。
「分析も終わってる。お前の声だ。被害届出してもいいんだぞ。ちなみに…確認もしないで、無条件にイトコを信じ、椎を疑った湊にもがっかりだ。椎行くぞ、荷物用意してこい。」
「ちょ、待った!椎、話を聞いてくれ。ごめん、オレが悪かった!」