あなたの前では魔法をかけて
「あの櫻井さん」
「ん?」
「今日図書委員当番でしょ?これお願いできるかしら?」
「うん、任せて♪」
今のうちに持っていこ
う゛… 案外重たいのね…
内心ちょっとだけ自分で持って行けよって思ってしまった
ちょっとだけよ!
ちょっとだけ!
本で前見えないじゃないの…
―ぐらっ
あ、倒れる
この本の山を崩さずにに倒れなきゃ後々面倒
よしいいぞ このまま倒れろあやの!行け!
「っ…」