媚薬と私

「じゃあ、5日にしよう!」

「何が食べたい・・・?」




「焼き鳥が食べたいです。」


由紀子の返事は、すぐに来た。




「オッケー!」

「お店探しておくよ。」

「やっぱり、飲む場所は■■駅がいいよね。」



20分後に、由紀子から返事が来た。


「ありがとうございます。」


「場所は、■■駅だとありがたいです。」



「了解!」

「お店が決まったら、またメールするよ。」



由紀子から返信は来ず、僕が出したメールは既読にもならなかった。


しかし、再び由紀子と飲みに行く事が決まった。


僕は早速、焼き鳥屋をネットで探した。


ネットで検索する事が、これほど楽しいと思った事は、初めてだった。
< 31 / 41 >

この作品をシェア

pagetop