媚薬と私
「じゃあ、5日にしよう!」
「何が食べたい・・・?」
「焼き鳥が食べたいです。」
由紀子の返事は、すぐに来た。
「オッケー!」
「お店探しておくよ。」
「やっぱり、飲む場所は■■駅がいいよね。」
20分後に、由紀子から返事が来た。
「ありがとうございます。」
「場所は、■■駅だとありがたいです。」
「了解!」
「お店が決まったら、またメールするよ。」
由紀子から返信は来ず、僕が出したメールは既読にもならなかった。
しかし、再び由紀子と飲みに行く事が決まった。
僕は早速、焼き鳥屋をネットで探した。
ネットで検索する事が、これほど楽しいと思った事は、初めてだった。