僕日記
梅雨に入りかけの5月最終日。
ジメジメで髪がひろがる。

『こんな髪型和斗くんに見られたくないなぁ』

小さい声で言っていた。

『あっ立花さん!』

えっ?和斗くん!?
タイミング悪っ

『どっどうしたの?』

『先生が日直ノート取りに来いだって〜』

『そうだっ私日直だっ!あっありがとう!』

『あっ立花さん!俺手伝うよ!』
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