最後の恋
そして、2年になってから仲良くなった奈緒ちゃんの好きな人がバスケ部の3年生にいるという事で、ときどき奈緒ちゃんに付き合って放課後の体育館へバスケ部の練習を見に行くことが増えた。
1年の時は、バスケ部の練習を見に来たことがなかった。
一ノ瀬君がバスケをしている所はすごく見たかったけど、紫乃が見に行くタイプの人ではなかったしバスケ部に好きな人がいないはずの私だけ見に行くわけにもいかなかったから。
だから、奈緒ちゃんに誘われた…というか一緒に来てと頼まれた時は、正直嬉しかった。
うちの高校のバスケ部は比較的、イケメンが多いらしく体育館に行くと思った以上にギャラリーが多かった。
みんな、目当ての人を見に来ているのだろう。
私たちが見に来たちょうど今は3年と2年に別れ、5対5の対戦が始まるところだった。
奈緒ちゃんのお目当ての先輩は一ノ瀬君とは敵対する相手チームにいる副キャプテン。
私も表向きは付き添い…だけど、目はしっかりと彼に釘付けになっていた。
1年の時は、バスケ部の練習を見に来たことがなかった。
一ノ瀬君がバスケをしている所はすごく見たかったけど、紫乃が見に行くタイプの人ではなかったしバスケ部に好きな人がいないはずの私だけ見に行くわけにもいかなかったから。
だから、奈緒ちゃんに誘われた…というか一緒に来てと頼まれた時は、正直嬉しかった。
うちの高校のバスケ部は比較的、イケメンが多いらしく体育館に行くと思った以上にギャラリーが多かった。
みんな、目当ての人を見に来ているのだろう。
私たちが見に来たちょうど今は3年と2年に別れ、5対5の対戦が始まるところだった。
奈緒ちゃんのお目当ての先輩は一ノ瀬君とは敵対する相手チームにいる副キャプテン。
私も表向きは付き添い…だけど、目はしっかりと彼に釘付けになっていた。