最後の恋
一ノ瀬君とは最寄駅も同じだった。


「今日は誘ってくれてありがとう。俺もみんなの仲間に入れてもらえて楽しかったよ。」

「一ノ瀬君なら、いつでも大歓迎だよ!!次は、杏奈と一緒に私達の地元にも遊びに来てね。」

「ありがとう。本当に行けたらいいな…。」

「いつか、絶対に来てね。ていうかそれまでに私たちが先に東京に遊びに来るだろうけど。その時はまた遊ぼうね。」

「うん、楽しみにしてるよ。」

「…杏奈の事、宜しくなっ!」

「…任せて。」

「レオって名前、カッコいいよね!!」

「お前、今それ関係ないだろ…。」

「え〜だって中々言うタイミングがなくて。」

「ハハハ、ありがとう。」


楽しかった1日があっという間に終わり…みんなそれぞれが名残惜しそうにしていた。
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