塾カレ





案内後、私は塾のカリキュラム(?)のようなものを聞き実際の授業を受けることになった。










「ありがとうございました!!」


「いえいえ、分かりやすかったかな?」



「はい!とても!!」





私はもう一度礼を言うと塾長さんの所へ行った




「おお、音無さん。どうだった?」



「想像以上にわかりやすくて、どうしてもっと前に来なかったんだろうって今すごく思ってます」






「そういう考えを持つことはいいことだよ。
テストも、次頑張れば大丈夫。
ゆっくり頑張っていこう!!」





「はい!ありがとうございます!」




礼をして頭をあげた次の瞬間…








「っ!!!!!!」








い、い、今、とてつもないイケメンが視界に入ってきた気がしたんだけど




目を凝らしてみるがもういない…




気のせいだったのかな…?







「音無さん、どうかしましたか?」



「え?あ、いえ、なんでもないてす!
ありがとうございました!」






私は脳内を整理するべく急いで駐車場まで走った
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