塾カレ


嘘…でしょ??



だって3人は高校の入学式の日に…



















「はじめましてー!!!私ゆら!」



「私かなめ~」




「ほら、隼人くんも!!!!」




「あー、佐々木 隼人」




「茉鈴ちゃん、お友達になろう~?」




「なろうぜー!」








「お、お願いします!!!」





「遠慮しないでいーよー
私たちのことは好きに呼んで?
私茉鈴って呼ぶ!」




「私も茉鈴って呼ぶね」




「音無」




「「苗字かい!!!!」」



『はははは』

















「確か初めましてって言ってたはず…」



「馬鹿ね、茉鈴。
わざわざ辛い記憶ぶり返させるようなこと私たちが言うと思う?」




「そうそう、あれは演技!
全っ然初めましてじゃないわ、むしろ久しぶりの方がしっくりくるわ。」




「たしかに(笑)」





3人は、私の精神安定期間が終了すると聞いた時進路を合わせて同じ学校に入学してくれたらしい




そして初対面を装い近づいてくれた。





みんな…優しすぎませんか…??





なんでそこまで私のこと…っ






ぐすっ




「うわぁぁあ、茉鈴、鼻垂れてる鼻!!
隼人ティッシュ!!」





「お、おうっ」







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