腐女子な私と、3人の萌え王子
あ、私……また腐女子全開で優人を見てしまった。
「ごめんね、優人くん。怯えないで。
私、別にあなたを取って食おうとしてるわけじゃないから」
自分は腐女子の変態だけど、妄想と現実世界の違いは分かってますよ。って伝えたくて、数歩、2人に歩み寄る。
優人か呻くように呟いた。
「怯える?この俺が……怯えてるだと?」
竜也がなんとも複雑な目で優人を見た。
気まずい沈黙が流れる。