腐女子な私と、3人の萌え王子
美しすぎる横顔と、顎から喉にかけてのセクシーなラインが近すぎて、またツーッと鼻血を垂らしてしまった。
楓馬は流れるような仕草でポケットからティッシュを出すと、私の鼻血を拭いてくれた。
恥ずかし過ぎて顔が熱くなる。と同時に、ますます流れる鼻血に、あっという間にティッシュが血の色になった。
「俺達のペットにならない?」
真っ赤に染まる視界の中、甘くとろける楓馬の声がした。