センパイのカノジョにしてください


圭太センパイは日替わりランチ、私は日替わり定食のからあげ定食を注文。

「合格おめでとう」

チン。
ドリンクバーで圭太センパイはコーラ、私は果汁100パーのオレンジジュースを取ってきて、そのグラスを軽く当てた。

「ありがとうございます」

お互い無言で、圭太センパイはゴクゴク勢いよく、私はチビチビと飲んだ。


「ん?」

ヤバ!
じっと見てたら、目が合ってしまった。

「なんでもないですっっ」

私は自分でも赤くなってるのがわかるくらいカオのほてりを感じながら、首を大きく左右に振った。

「そ?」

不思議そうに目をパチクリさせてる。
その表情もかわいい!

あー!!
マジでかっこいいんですけど!!


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