センパイのカノジョにしてください
おそるおそる圭太センパイの後ろにまたがる。
ぎゃっっ!
ヤバイ!
スカートが!
スカート、今日は短いしあんまり広がらないから、またがると、思いきりふともも全開。
パンツ見えちゃうよぉ!
仕方ないから、横向きに座る。
それでも、ふとももまでかなり露出してる状態でめっちゃ恥ずかしい!
「乗ったか?」
「はい、なんとか」
私の返事をきくと、圭太センパイはエンジンをかける。
バイクの振動で私の心拍数が上がる。
バイクの2人乗りなんてとっても悪いことしてるみたい。
その背徳感。
好きな人とヒミツを共有してる絆の深まるカンジ。
そして。
「しっかり捕まっとけ」
ドッキーーー!
圭太センパイが自分のおなかに私の両腕を巻きつける。
「危ないから。冗談抜きで落ちたりバランスくずしたりするから」
「はいっ」
神様。
私、今ならキュン死しそうです。