センパイのカノジョにしてください


そのまま店内をウロウロ。

そのうちちょうどいい時間になったから、私たちは自空に戻った。
あと10分ほど待たなくてはいけなくなっていた。


「ごめん神崎。ちょっとトイレ行ってくる」

「はいどうぞ」

圭太センパイはドンキに戻った。


「2名でお待ちの杉本さま~」

あ、私たちの番だぁ。
どうしよう、圭太センパイまだだし。

「杉本さま~?」

「は、はいっ」

「おひとりさまですか?」

「いえ、すぐ来ます」

「じゃあ、お部屋ご案内してもよろしいですか?」

「はい」

しょうがない。
部屋に入ったら、部屋番号lineしとこ。


案内されたのは2階の208号。
ふたりで利用するにはちょうどいい広さ。

すぐに『先に入りました。208号です。』とline。

飲み物は圭太センパイがくるまで決めないでおこう。
曲だけ見てようかな。


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