最強少女



「優樹、逃げても多分見つかる。
だから、こうしよう」





知らない公園のベンチに座り、
仁はパソコンを出して何かをし始めた。





「…これって、いいのか?」



「…あぁ。

俺達はこれから、別の人間として生きていく」





パソコンにあるのは俺達の偽の履歴書。


本物の履歴書みたいだ。
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