最強少女
「明日行ってこい。
怪しまれないようにな」
「…うん。
…裏切れば、白龍は離れてってくれるよね。
だから、裏切れば、巻き込む事は…」
「…愛弥。愛弥は、それでいいの?
まだ一緒に、いたいんじゃないの?」
愛弥は白龍を仲間だと、
信用できると信じてる。
離れたくないだろう。
裏切るなんてしたくないに決まってる。
「でも、…でも、もうみんなの
前で笑えないよ…。
こんな事になって、笑えるわけないよ…」