あの子は芸能人
2つ目の願い事
次の日。


学校に着くと、いつも以上にるりちゃんの机の周りは凄かった。


きっと皆2つ目が気になるんだな。


そう思いつつ、私もその集団に紛れ込んだ。


「るり様!猿の手、本当だったんですね!」


「ところで、次の願い事はなんですか?」


「えっと、仕事が増えて欲しい、かな?」


「るり様!頑張って下さいね!」


「ありがとう。」
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