綺麗な、ワタシ。
☆☆☆

無事、特番も終わり、私は楽屋で汗を拭いていた。


すると、隣の楽屋から、男の人2名の声が聞こえる。


さっき共演した、芸人さんたちかもしれない。


私はいけないと思いながらも、そっと壁に耳を押し当てた。


「......やっぱさ~...カンナちゃん可愛い......よなぁ......」


途切れ途切れだが、褒められていることは分かった。


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