綺麗な、ワタシ。
畠山さんは、すぐさま左目をえぐりだし、私と私の左目を繋ぐものは、数本の視神経のみとなった。


ポロン、とでも言おうか。


まさにそんな風に、私の左目はえぐりでた。


「きゃっ...、」


自分の血みどろ、そして美しさを失った顔を想像して。


「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」


私は叫んで、畠山さんを蹴り飛ばしていた。


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