綺麗な、ワタシ。
「それにしても貴女...ひどい顔。誰かにやられたの?」


「は、はい......。それにしても、なんで喋れているんでしょう、私」


「ここに来たら、痛覚...というか感覚が無になるの。貴女がここに来たのもきっと、何か悩みがあったからね」


感覚がなくなる......____?


どういうこと_____......?


疑問は消えなかったが、気づくと私はその女性に話し始めていた。


いまあったこと。畠山さんのこと。


そして、ももたんのこと。


ーーーーーー女優のこと。

< 30 / 62 >

この作品をシェア

pagetop