綺麗な、ワタシ。
佐伯さんは、はぁ、と呆れたようにため息をついた。


「あなたはね、畠山さんを脅迫したの。

というか、したでしょ?

そのせいで畠山さんは精神疾患になって、入院しているのよ」


......は?


入院...している?


私はついさっき、そこで、そこの廊下を曲がったところ...私の楽屋で畠山さんに会ったのに?


そして、殺されそうになったのに?


「意味がわからないですよ!」


私は佐伯さんに掴みかかった。


「私はそんなこと、してません!

どういうことですか?

それに私はついさっき、そこで、畠山さんに会ったんですよ?」

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