愛を込めて〜別れはいつの日か突然に〜
凛side

「凛、凛なのか?」
陵の消えそうな声が聞こえた。

あぁ陵なんにも変わってない。
「凛会いたかった(((」
そういって、陵は私を抱きしめた
「陵。私も会いたかったよ」

私たちは屋敷の前だというのに熱いハグを交わしていた

ふいに一さんに声をかけられて、現実に戻る
「一さん」
「ふふ、凛さんおかえりなさい」
「一さん(((グスンただいま!」

「ねぇねぇまんまー」
あ!陵輝の事忘れてた!
「ごめん!陵輝!」

それよりも、陵と一さんが陵輝を見て目を見開いている。
ちゃんと説明しなきゃな
「陵、一さん屋敷に入ったら、ちゃんと説明する」
あぁ、はいと言った返事が帰ってきた。

2年ぶりだなー。ここも、何にも変わってない

さて、私も陵に続いて陵輝と一緒に屋敷に入った
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