愛を込めて〜別れはいつの日か突然に〜
「分かってる。俺との子だよな?あんなに大きくなるまで、頑張ったな。出産の時立ち会ってやれなくて悪かった。それと、気づいてやれなくてごめん。来那の事があって言えなかったんだよな?」
「うん、けど、ちゃんと言わなかった私も悪かった」
「凛は何も悪くねぇから、大丈夫だ。
これからは家族3人で暮らそう。俺が凛と陵輝を幸せにしてやる」

コンコン
「陵、凛さん失礼します」
「あ、一さんすみません!陵輝寝ちゃいましたか」
「遊び疲れちゃったみたいですね。
それより、凛さんおかえりなさい」
「ありがとう、一さん。また、宜しくね」
「はい!」
「凛、明日組員にも説明を入れなきゃいけねぇ。
ずっと探してくれてたからな」
「うん。私からちゃんと言う」
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