愛を込めて〜別れはいつの日か突然に〜
あの後一さんに病院に連れてきてもらった

「おめでとうございます!妊娠1ヵ月です!」
「うそ!嬉しい//」
「明日また来てください。詳しい事は明日お伝えします」
「分かりました。ありがとうございました」

私と陵の子供がお腹に...幸せだな〜

病院を出ると一さんが車から出て待っていてくれた
「凛さんどうでしたか?大丈夫でしたか?」
「ただの風邪だって!明日もう1度来なきゃだけど、大丈夫だよ!」
一さんにも妊娠した事伝えようかと思ったんだけど、やっぱり一番は陵に言いたかった。
「そうですか。よかったです」
「あ!この事は陵には...」
「内緒ですよね?分かってますよ。風邪なら問題ないでしょう」
「ありがとう!じゃっ帰ろっか!
一さん今日陵遅くなるって言ってたけど、何か組で問題あったの?」
「え、、、い、いや、何でもないですよ」
うーん一さんのこの焦りようが気になるけど、私が組の問題に口出しするのもどうかだしね
「ごめんね!変なこと聞いちゃって」
それより今日は陵遅くなるって言ってたけど、妊娠の事言いたいし待ってよ〜


これが間違いだったのかもしれない。私が待たずに先に寝ておけば、陵から臭うあの香水に気づかなかったのかもしれない
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