友 ~雲外に蒼天あり~
倖のことは、よくわからないけど
僕の特別な人に変わりなく
疑ったことを申し訳なく思う
「僕、倖の事知りたいな」
「私の事?」
「うん!いくつ?」
「17」
「僕は、20!」
「総司…」
「なに?」
「私と会うことで、皆から心配されているのだろ?」
「…まぁ多少は……倖が気にするほどじゃないよ!だって、皆も倖に会いたがるから!」
「歳など知っても、結局のところ
私に対する疑念は、消えない
総司が私を知ることは、難しい
私にも、私がわからないことがある」
「???どういうこと?」
「最近、迷いや不安というものを感じる
私にそんな感情があったことを知ったのは
総司が友になってからだ」
「……迷ったり、不安になったり
なかったの???」
「あぁ」
「1度も?」
「ないな」
「いいね!」
「いいことなのか?」
「僕は、迷ったり、不安ばかりだよ
倖と出会ったのもそんな時だったから
倖に癒して貰ったんだ!」
「私は、癒したりしてない」
「したの!」
「していない!」
こんなくだらない押し問答をしてたって
楽しいんだから、不思議
僕の特別な人に変わりなく
疑ったことを申し訳なく思う
「僕、倖の事知りたいな」
「私の事?」
「うん!いくつ?」
「17」
「僕は、20!」
「総司…」
「なに?」
「私と会うことで、皆から心配されているのだろ?」
「…まぁ多少は……倖が気にするほどじゃないよ!だって、皆も倖に会いたがるから!」
「歳など知っても、結局のところ
私に対する疑念は、消えない
総司が私を知ることは、難しい
私にも、私がわからないことがある」
「???どういうこと?」
「最近、迷いや不安というものを感じる
私にそんな感情があったことを知ったのは
総司が友になってからだ」
「……迷ったり、不安になったり
なかったの???」
「あぁ」
「1度も?」
「ないな」
「いいね!」
「いいことなのか?」
「僕は、迷ったり、不安ばかりだよ
倖と出会ったのもそんな時だったから
倖に癒して貰ったんだ!」
「私は、癒したりしてない」
「したの!」
「していない!」
こんなくだらない押し問答をしてたって
楽しいんだから、不思議